日向月光館

日々徒然。恵陽の日常と本館零れネタ。
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ずるずる

久しぶりに本を読んでボロボロ泣いてしまった。
最近はあんまりなかったのになあ。ちょっと話題になっていたのでどんなものかと軽い興味本位で手を出したんですが、予想外によかった。三分の二くらいは会社で読んでたんですが、一気に終わらせようとさっきから一時間ほど残りを読んでいたんですよ。
撃沈した。こんなに本当ボロッと泣くことなんてそんな滅多にないのになあ。涙もろとも鼻水も出て、大変なことになり申した。
ブクログにも書いたけど、なんか収まらないので追記でちょこっと語る。



なんだか痛いお話だとは聞いていたのですが、本当だった。だけどそれは現代の若者にもあるようなものなんじゃないかと思う。だが理帆子の気持ちはわかっても、若尾の気持ちはわからない。わかりたくもない。反吐が出そうになるほど恐怖する。初めはまあ、よくある責任の持てない人だった。ちょっと情緒不安定で、人の輪に慣れていなくて。でもそうじゃないんだとわかってくると気持ちが悪くなる恐さ。
自分勝手で他人を馬鹿にして、けれど自分の甘えは享受して欲しい。そんなの軽い程度なら持っている人は多いよ。だけどアレはいただけない。自分の非を認めない人ほど惨めなことはないよ。失敗は嫌だよ。私だって嫌だ、逃げたいし恐いしいつでも成功者でいたい。だけど成功するには失敗がある。その前提が存在しないなんてあってはならない。子どもだって学ぶよ。動物だって学習するよ。たった一回で成功をものにした人だってその後すべてが全部うまくいっているわけじゃないんだ。そこを越えられなくても、越えようとしない人よりは何倍もいいよ。
世界に自分だけならきっとその世界でも存在できる。でも世界は自分一人じゃないことに気付いて欲しい。誰も皆自分が好きだ。でも皆自分だけが好きなわけじゃないよ。

後半、若尾から来る自己保身のメールがとても恐怖に感じた。
メールを拒否したことだって私にもあるさ。だけどそれなら、その理由を考えてくれ。それがわかって身の振りを考えられるのなら、頭の悪い人ではないと思う。


なんか途中から感想というかただの語りに落ちている。だがホント恐怖だった、若尾。恐い!
でも希薄だと思っていた人のつながりについては胸がきゅうっとなった。死んだ後の話をしようなんて、言われたくないけどちゃんと考えてるのわかるし。娘を誇りに思うお母さんが本当に本当によかった。月並な言葉でしか語れないし、それはなくなった後で写真集を見てからしか言えないんだけど、それでもよかった。素敵なお母さんだった。
でも個人的に一番好きだったのは多恵さんと美也ちゃんだったよ。よい人、そしてよい子だ。

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