日向月光館

日々徒然。恵陽の日常と本館零れネタ。
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小説メイキング?

えー、ツイッター上でいろいろなお遊び診断があるんですが、その中に何回RTされたら何々をする、というものがあります。まさかされないだろうと思ってやったらうっかりされました…。
なんてことだ。というわけでまあ、折角見たいと言ってくださった方がいるので書いてみようと思います。
ちなみに、
「5RTされたらメイキングを晒してくださいね」
というものでした。小説のメイキング希望がいらっしゃったので、そちらを書いてみようと思います。




【1】 話の元を考える

まずは話を書く以前のところから。
皆さんは話を思いつくのってどんなところからでしょうか?
企画物、短編、長編いろいろ種類によっても違うと思います。私も様々です。こんな話が書きたいなーとあやふやに思い始めるところから私は始まります。いくつか覚えている例で何がきっかけで書こうと思ったのか書いてみました。

・「夜の窓」
これはふっと頭に浮かんだフレーズからです。作中には出ていませんが、「朝の窓はたくさんの人が職場へ向かう。昼の窓は賑やかな笑顔が飛び交う。そして、夜の窓には……」という詩が頭の中駆け巡って、さらにイメージで窓の外に落ちる影が見えてしまったので怪盗と貴族の女の子書きたいとなりました。そして書いたという。

・「チョコレートプディング」
これは当時バレンタイン間近で、ああ甘い話が書きたいなあというレベルです。とりあえずチョコレートと女子高生が書きたくて書き始めたらああなった。何故ああなったのかは未だ不明なんですが。

・「サーライズの三角塔」
これは一番最初に完結させたお話です。なのでフレーズとか時事的なものでもなく、自分がどんなキャラを書けるのか。そして書きやすいのかの見極めのために書いたお話です。こういう理由であってもいいと思うんだ。そしてこれのおかげで確かに書きやすいキャラはよくわかった。腹黒天邪鬼がお好みだった。純真爽やか系は書きにくかった。

・「限りなく白にちかい黒」
これは企画で書かせていただいたものです。悪役企画というものでした。なので思いついたというよりかは、企画に合わせて考えたというものですね。でも、企画は自分が今まで書いたこのない話を書くチャンスでもあるので参加できるのはいいことじゃないかなあと思います。

一応四例挙げてみました。
人によってさまざまだと思います。明確に和風の大和撫子が書きたい! と思う人もいるでしょうし、誰かが世界を変える話を作りたい、という人や痛快コメディが書きたいとジャンルで考え始める人もいると思います。
私の場合はそれが詩や画像イメージで多く、またラストの一場面だけふっと浮かぶこともしばしば。その時はそのラストを活かすためにはどういう設定で誰を主役にして世界観はどうで、と考え始めます。
後は影響されやすいので映画とか漫画とか小説とか、なんか読んだらそういう雰囲気とか目指したいと思うことが多々あります。
まあ、とりあえず色々思いついたものを妄想して膨らませていきます。そうしてある程度固まったら本格的に準備を始めます。


【2】 主役 登場人物 ストーリー

A] 登場人物

話の元を考えたらそれに見合う主役を考えます。
名前は決まってなくてもいいです。とりあえず簡単に何歳くらいとか性別とか、身体的特徴があればそれだけを考えておきます。名前がなくても一人称で「私」「僕」だけで進むお話なら、いらないので作らないままです。
登場人物は大抵一人じゃないので別の登場人物で絶対に必要なキャラ(相手役とか)だけを、主役と同じように考えます。基本的に私は本当に最低限しかこの時点では作りません。名前がない役職名の人とか、そこそこ出る気はするけど冒頭でない人とかかなりの確率で放置します。


B] ストーリー

登場人物と同時にお話も考えます。
これは【1】によって作り方が変わります。というか妄想の傾け方が違います。
ラストの場面やどこかの一場面を書きたいならそのためのストーリー展開を。単純にキャラ萌えでいくならその子にふさわしい舞台や事件を。企画ものなどテーマが決まっているものならそれに沿うものになるように。構築していきます。
でも現代が舞台なら世界観はいらないので、学園ものなのか、学園外なのか、社会人なのか、とかそういうことですね。

ある程度こういう話にしようというものが固まったら次に進みます。
が、その前に A] で決めた登場人物に名前をつけます。名前の付け方は結構適当です。最初っからひらめきでこれにしようと決まればいいんですけどね。とりあえず使ってない名前であること。イメージ(色とか物とか)があればそれをもじるとか。あとはその作品に登場する子はこういう名前で固めようとかあれば、それで考えます。
私とのところでいえば「手紙」(色の名前から)とか「左腕オリバー」(よく児童書であるような名前とか。主役二人限定ですが)とかみたいな感じですかね。


【3】 プロットを書く

この作業が私の場合は吹っ飛んでることがよくあります。特に短編は大抵数日、早ければ数時間で書きあげるので登場人物の最低限メモを作ったら、即座に書く作業に入っちゃいます。
最近はなるべく書くようにしているんですけどね。プロットとかで流れを作っていた方が、ずれが少ないのである方が破たんのないものは書けると思います。

さて、
とりあえずプロットってどんな感じ? って気になりますよね。私も気になります。正直皆さんがどれくらい書きこんでるかすっごく知りたい。
ので、まあ、見つけてきましたよ。普段は書き終えた個所は消してしまうんですが(最終的にはだからプロットは残りません)残ってるのがありました。ちょっと晒してみますね。ネタバレざんざかあるので、ちょっといやだーという方は素通りして下の方へスクロールしてください。

・「左腕オリバー」の場合

オリバーとマイセル街へ行く
占い師に捕まる
オリバーが占い師を捕まえる、マイセルは大人の事情と思い盗み聞き
マイセル自分が話題と知る
オリバーをひそかに調査
オリバーの交友関係、嗜好から悪魔に興味あることを突き止める

マイセル恐くなってオリバーを問い詰める
オリバー答えない、はぐらかす、喧嘩になる
悪魔に会う
真実を聞く前にオリバー悪魔を撃退、聞き逃す
オリバー聞いてもやっぱりはぐらかす

街でオリバーと話していた人物を見つける、話し掛ける
オリバーのことを聞く
悪魔のパーツ、それに必要な人間、そしてオリバーがパーツの人間と勘違い
悪魔を呼び出そうとする
悪魔呼ばれずとも出現
マイセル、オリバーの左腕を願う、悪魔快諾ただし代価にマイセルの視力を貰おうとする
マイセル肯定しかけてオリバー登場
オリバー、真実を告げる
悪魔、オリバーの寿命も話す
マイセル混乱
オリバー悪魔祓い
悪魔撤退
マイセル、左腕の持ち主を知る
友として

終わり


プロット自体はこれだけでした。でも実は細かな設定がこの前についてましたよ。作中で語られない過去の事件当夜のこととか。しかも実際にこれだけ見ると、グィンやフィロウといったそこそこ出番のあるキャラが全く語られていません。残念なことにこの時点では名前も何もありません。しかも二人も出るなんて予想外でした。フィロウの過去も書きながら作りました。
ちなみに設定はこんな感じ。一部抜粋してみました。

「左腕オリバー」その腕は未来の親友のために。親友マイセル視点の三人称。
マイセル=トッド 十七歳 男 金髪黒目。上流階級の少年。オリバーとは五歳の時から親友。オリバーが左腕をなくした理由を今でも隙あらば調べようとしている。基本的に楽天家で気のいい人間だが、頑固な面もある。彼の左腕と右腕は微妙に長さが異なる。それは実は左腕がオリバーの腕だからである。
オリバー=ライナフォード 十九歳。男。茶髪に青目。容姿端麗、物腰柔らか。ただし左腕が二の腕のあたりから丸ごとない。なので初対面の人間には驚かれろ事多数。
マイセルとは親友。マイセルが九歳、オリバーが十一歳の時、ある宴の席で左腕を失くした経歴を持つ。性格は陽気で愛想がよく、知り合いが多い。しかしそれは内面に立ち入らせない壁のようにも思える。マイセルとの出会いは七歳の時、父親に連れられてマイセルの屋敷に行って仲良くなった。その後ちょくちょく遊ぶようになり親友に。しかし当時のマイセルは病弱で、床に着く日も多かった。そのためマイセルを楽しませる為に面白い話や玩具や遊び道具を持っていっていた。


ここは主役二人についてですね。

マイセルの腕をもうすぐ貰うのだと言った。時に人間の中に悪魔と通じ合えるパーツを持つ者がいて、女はマイセルがそうだと答える。嘘か真かなど考えることも吹っ飛ぶ。やめてくれと頼むがそれは無理だと悪魔は言う。しかも悪魔はすぐに姿を消した。其の後、再びマイセルの近くで悪魔を見つけ頼み込んだが無理。そこで自分の腕を代わりにやると言ったが、オリバーの腕は悪魔のパーツにはならないと断られる。それでも尚食い下がるオリバーに悪魔は一つ提案をする。

そのあとに事件に至るまでのことを書いてました。この話は自分の好き要素詰め込んだだけあってやったら気合いが入ってたみたいです。普段はもっと簡単です。


・「ブルーノート 一文の恋」の場合

こちらのプロットの方が今の書き方に近いかな。

ブルーノート=図書館棟の二階、職員棟との連絡通路の前に置かれているノート。生徒であれば誰でも書き込める、所謂駅にある伝言板みたいなもの。無記名、偽名オッケー。設置した理由は携帯メールの普及でメールは打つけど手紙を書いたことがないという生徒がいた為。自分の手で文字を書いて伝えること。それについて返事があることの面白さを感じてほしかった為。
でも今作の本題は【恋】である。

三部構成
一部:告白をされたことに気付けない男子生徒。佐藤春生―サトウハルオ。三年五組。野宮とは元クラスメイト。
明朗活発、単純明快な男。佐藤という名字は同じ学年でも別の学年でも何人かいるので自分のこととは露ほども思っていない。つかブルーノートも友達が見るときに一緒になって見るくらい。本読むよりも外でサッカーしてる方が幸せなスポーツ馬鹿。
そんな中、机の中に自分宛の封筒を見つける。

二部:告白を書き込んだ女子生徒。真崎奈緒―マサキナオ。三年五組。佐藤とはクラスメイトだが話したことは一回もない。大人しくて休み時間はよく図書館で本を読んでいる。図書館の常連で、昼休みには時々ブルーノートをこっそり読んでいる。告白以来、書き込みは気になるコメントがあった時と、誰も周りに居ない時だけ書いている。
誰かの悪口とかばかり書かれていたから、ちょっとした思い付きで書いた告白。別に気に留められることはないだろうと思っていたが盛り上がる予想外の展開に困っている。無記名で書いたから自分とは気付かれていないと思っているが、気が気でない。野宮とは面識なしだが、ブルーノートの周辺で彼の姿を見ることがある。
ある日本当に告白はしないのか、と書き込みをされる。だが出来ないと否定する。それに対して書き込み、特に女子からと思われる書き込みが激しく応援してくれる。それに背中を押されるように、真崎はラブレターを書いてしまう。
三部:誰よりも早く登校する男子生徒。貧弱眼鏡。野宮章吾―ノミヤショウゴ。三年三組。佐藤とは面識あり。真崎は顔は知ってる。
家が遠くて、電車が混むのが嫌なので早いので来ている。その為朝がとっても暇で、ブルーノートを読むのが日課になった。だが最初から読んでいたわけではなく、佐藤が告白されているという噂を聞いて読み始めた。告白に対する女子のコメントが熱く、野宮も時々偽名で参戦。ちょっと面白いと思い始めた。
その中で考えたくなるのは告白の主と相手のこと。
そんな時、慌てている佐藤に声をかける。ラブレターのことを知る。ブルーノートでの顛末を知っている為、口には出さないが告白の相手を知る。表情が物語る。行くべきか行かざるべきか混乱している佐藤に野宮は行くべきだという。告白の主がどれだけ悩んでいるのか知っているだけに、野宮は真剣。そしてやさしく送り出す。

最後ブルーノートに書き込み
――俺なんかでよければ。



折角なので全文載せてみました。
自分も忘れてた部分が結構。そして設置された理由がこんなんだったっけ、という感じで自分でびっくりした。多分書いてる途中で変えたか、設定忘れたかです。設定の意味がないですね、まったく。あと最後のところはイメージじゃないなと思って書き込み文消したんですよね。だがもっとよくあてはまるものもなく。という感じで読者の方に想像していただくものになってます。実際はもっと単純に「いいよ!」とか「付き合おう!」とかそんなことだったんじゃないかなあと思います。

プロットを書き始めた最初のときは単純に行動とかそんなんが多いんですけど、今は逆に行動だけじゃなく心情とか科白とか思いつくものすべて書いてます。なので館内にある「月をかかげて」の残りプロットは結構ぐちゃぐちゃです。その部分で出したいことをすべて書いているような感じ。普通に「あ、ここはこうしよう」とか口語入ってたり、科白だけの部分とかもある。まあ、私の場合はそちらの方が書きやすいみたいです。

そしてここまで出来たらあとはもう書くだけです。


【4】 本文

プロットが完成したら一度最初から読み直してずれてるとこがないか、確認してみるといいかもしれません。
でも大抵私はもうそのまま書き始めてしまいます。そして途中で修正を迫られる。
本文はしっかりと一人称か二人称か、誰の視点か、途中で視点が転換するのか。そんなんははっきりしてた方がいいですね。あと登場人物のところに一人称が何かも付け足しておくと後で混乱しません。よく忘れるんです、私。

そうして書くぞっと気合いをためて書き始めます。
もし一ページ分書いたけどなんだか書きにくいなあとか、何故かすっごい時間がかかる、なんていうときは思い切って人称を変えるとか主役交代させてみるといいかもしれません。何を書きたいのかが明確ならば、視点が変わるくらい大丈夫です。思いきっちゃった方が逆に面白いものができるかもしれません。

途中でも言いましたが、私は登場人物を最低限しか決めません。なので大体書いてる途中で誰か出てきた、名前を訊かれている、今ここで名づけよう、となってその場でつけます。まあ稀に後で変更することもありますが、ほぼそのまま参ります。
書きたいこと以外も増えます。思わぬ登場人物の過去とか。そんなん私も聞いてないよ!とかいうのが過去に何度かありました。そういうのはキャラが生きてるってことで、楽しんで書いたらいいと思います。まあ、自分から語ってくれるなら有難いことですよね。

それで書き終えたら一読して誤字脱字直して、終了です。





終了です。
これが私の小説の書き方です。
多分参考にはならないと思います。てか、どうせなら皆さんやっておしまいなさい。私が見たい。
そんな心境です。

うーん、プロットは本当、昔とか全然書いてないです。というか何それ状態でした。
なので「塔」「窓」「月」(途中まで)は頭にしかプロットがない状態でした。あと長編は作りますが、短編同様、私短編連作もあんま作りません。シリーズはものによるかなあ。「霧中会合」は鵺編は作りました。眞子篇は実は作ってないです。ないけど、書いてる。そういうのは登場人物だけ詳細設定を書いています。でも途中で増えたキャラに関しては名前と特徴だけ書いて、すぐに先へ進めます。名前を書く時点でもう頭の中でキャラが定まってるので勢いのまま書いた方がいいんです。忘れないうちにね。
こんな感じです。

というか、望まれた小説メイキングってこんなのでいいのかな。



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